攬雀尾を例にして

 

攬雀尾は掤・捋・擠と按の四つの動作でできています。まず、今まで虚になっている右足は徐々に実にします。同時に、両手は前へ掤して行く。今の呼吸は呼で、動作は開で、内勁は実になっています。しかし、このままずっと開していては行けません。太極圖を見れば分かりますが、陽の次は陰です。つまり、開の次は合で、実の次は虚で、呼の次は吸です。掤が終わったかと思うと、次の捋にはいっています。"似到非到、似停非停。其形若止、其意不止。一気運行・絶不停留。着着貫串・勢勢相承"。捋をし始めてからは吸と合と虚が始まります。擠はまた呼、開、実で、按は吸いながら後ろへ合をし、―つの円を描いて、前へ按して行きます。この例を見れば太極拳の陰陽はいつも交替していることが分かるでしょう。

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